2003年から2011年ごろまで、ちょくちょく絵日記を描いてブログに掲載していました(「たまの日記」)。一部からの好評を得て2007年夏、大阪日本橋・亜蛮人abandのギャラリー・オープン企画展として、原画展とミニライブのお声がかかりました。
素人のお絵描きで、今思うと、ようやったなと恥じ入りたくなりますが、私にとって昔の絵日記は、何度見ても笑えて、懐かしく、描かれてはいないことにまで気持ちが及んだりして、大変面白い。どれもが人生の大切な一場面だと思えます。
イエーテボリ日記(2012-13 これもブログに掲載)もそうですが、よく自分で読み返します。もちろん掲載を意識してはいますが、間違いなく自分のために書いていると感じます。
だって、すぐ忘れてしまうのだもの!
鮮度優先だから、絵が下手だろうが、文章の完成度が低かろうが、思いついたときにぱぱっと。
ちなみに私の人生で一番古い絵日記は、幼稚園の運動会のもので、小学校の夏休みには毎日描いていました。つまり昔からの習癖でもあります。
そして思えば、曲を書く動機も、今日を書きとめたい、という気持ちから来ていることが多いような気がします。
2004〜05年ごろの「たまの日記」より
噂の西北ガール(たぶん男性)を目撃した翌日、どことなく似てなくもないバイオリニストCさん(こちらは美女)に初顔合わせ。
旅先アムステルダム、描きたいことだらけでした。夜間の一人歩き先は’BIMHUIS’で、ピアノソロの即興を聴きました(2004年)。
私がfree improvisationとダンスに興味を持つきっかけとなった、米国在住のパーカッショニストTatsuya Nakataniさんによる衝撃的ライブ(2004年)。2012年、イエーテボリで共演したギタリストDavid Stackenäsさんが、直前までTatsuyaさんと日本をツアーをしていたと知りました。間(ま)を大切にした緊張感に溢れた音使いが、新しい何かを私に届けてくれた貴重な日。
新大阪駅試飲シリーズ
この絵はさすがに、何度も描き直したのを覚えています(2005年)。
産後は義両親の家に二ヶ月近くお世話になり、上げ膳据え膳の身に。時間かけて描いていました。
夕暮れコラージュ(2005年)。このあと「ダッコ星人」は「ダッコ聖人」に昇格し、曲となりました。
2007年頃。この手のネタに尽きない日々。
なお、2005年以降の「たまの日記」はブログにてお楽しみいただけます。
こちらから